有楽町歴史絵巻
最終話
「結び~そして新たな歴史絵巻物語を彩る有楽町へ」
これまで3回にわたって有楽町の名称由来から、江戸時代~明治·大正·昭和と時代によってさまざまな歴史を刻んできた有楽町という街を紹介してまいりました。
有楽町は、戦後の混沌とした時代から今日に至るまで、数々のドラマや歌の舞台として、いつも時代を象徴する街でした。
この歴史あるエリアに、1980年の「市街地再開発事業」の都市計画が決定して以来、約30年という歳月を経て、2007年(平成19年)10月12日に、いよいよ有楽町イトシアが誕生いたします。
有楽町イトシアは、「来街する人たちや利用する人たちにとって“愛しい街”になること」を願って命名されました。
銀座・丸の内・有楽町エリアを繋ぐ新たなシンボルとして、いつの日か、有楽町イトシアもその由来が語り継がれるような時代がやってくるように、未来へ向けて歩みを進めてまいります。
(完)
- <出典>
- 「有楽町今と昔」(東京交通会館)/「千代田区有楽町二丁目遺跡の発掘調査の概要」(武蔵文化財研究所)
- 「有楽町60年 朝日新聞社のうち・そと」(朝日新聞社)/「千代田区20周年記念アルバム 千代田」(千代田区役所図書館)
- 「目で見る千代田の歴史」(千代田区役所図書館)/「新編千代田区史 通史編」(千代田区役所図書館)